京都国立博物館 メールマガジン 第71号[KNM:0071]

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陽明文庫のことは、ご存じでしょうか。
市内の右京区宇多野にあり、昭和13年(1938)、
近衞家29代当主で内閣総理大臣も務めた近衞文麿(1891?1945)によって
設立され、五摂家(摂政や関白に任ぜられる家柄、近衞・九条・二条・
一条・鷹司の総称)の筆頭である近衞家に伝えられている古記録・
古典籍・古文書や美術品などを保存管理しており、その数は
十数万点にも及んでいる文庫です。
中でも最もよく知られているのは、平安時代を代表する貴族である
藤原道長(966?1027)自筆の国宝「御堂関白記」です。
自筆本十四巻は、昨年の五月、日本政府から「ユネスコ世界記憶遺産」
登録候補としての推薦を受けました。自筆の日記としては、
わが国最古のもので、わが国のみならず、世界的に見てもその歴史的価値は
非常に高く、既にフランス語訳も出版されているほどです。
この展覧会では、会期中に自筆本十四巻すべてがご覧いただけます。
その他、料紙装飾も鮮やかな国宝「倭漢抄」下巻や仮名の名筆として誉れ高い
国宝「歌合(十巻本歌合)」巻第六や国宝「類聚歌合(二十巻本歌合)」など、
まさに宮廷貴族のライフ・スタイルが垣間見られる優品が揃います。
本当に京都文化を代表するラインナップです。
どうぞ、お見逃しのないように!
   (学芸部上席研究員 赤尾栄慶)

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【まもなく開催の展覧会】

[特別展覧会]
王朝文化の華?陽明文庫名宝展?
平成24年4月17日(火) ? 5月27(日)
会場:特別展示館
五摂家の一つである近衞家に伝えられた典籍・古文書などを収めている
陽明文庫の名品を一堂に展示します。藤原道長自筆の国宝「御堂関白記」や
重文「藤原忠通書状」などの歴代の名宝、国宝「倭漢抄」下巻や
国宝「大手鑑」などの名筆を含む、国宝8件・重文60件を中心に、
これまでにない規模の特別展覧会となります。


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【土曜講座】
事前申込制となっております。定員になり次第受付を終了します。
【時間】14時00分?15時30分【定員】168名【聴講料】無料
【会場】京都テルサ東館2階セミナー室(京都市南区東九条下殿田町70)
すべて特別展覧会「王朝文化の華?陽明文庫名宝展?」関連講座です。

○平成24年4月28日(土)
→定員に達しましたので、受付を終了しました。
タイトル/「藤原道長と『御堂関白記』」
講師/ 同志社女子大学名誉教授 朧谷 寿

○平成24年5月19日(土)
タイトル/「『歌合』のおもしろさ?王朝貴族の雅な闘い?」
講師/ 大阪樟蔭女子大学学芸学部教授 中 周子

○平成24年5月26日(土)
タイトル/「陽明文庫の近世、近代の日本画」
講師/ 京都国立博物館連携協力室長 山下善也

申込方法・会場へのアクセス等の詳細は以下のPDFでご確認ください。
PDF版→http://www.kyohaku.go.jp/jp/pdf/kouza2012-04_05.pdf


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【今後の展覧会】
[特別展覧会]
古事記1300年 出雲大社大遷宮 大出雲展
平成24年7月28日(土)?9月9日(日)
会場:特別展示館
本展は、古事記編纂1300年、そして平成25年に約60年ぶりで行われる
出雲大社大遷宮を機に、出雲の古社、そして関わりの深い古寺の宝物と、
出雲の重要遺跡から出土した品々を一堂に紹介する空前絶後の展覧会です。
本展の事前調査による新発見も盛り込んで、出雲神話と出雲大社の成り立ち、
古代・中世の出雲人がはぐくんだ神と仏への祈りのかたちを展望します。

[特別展覧会]
宸翰(しんかん) 天皇の書―御手(みて)が織りなす至高の美―
平成24年10月13日(土)?11月25日(日)
会場:特別展示館
意外かもしれませんが、歴代の天皇はみずからの手で
多くの作品をのこしています。
とりわけ、天皇の書は「宸翰」とよばれ、プライベートなものから、
国家の安泰を願うものまで、じつにバラエティー豊かです。
いずれもが帝王としての気品と風格をそなえており、
まさに「書の王者」といっても過言ではありません。
本展では、奈良から昭和時代までの宸翰、140件ちかくを一堂に集結し、
その魅力にせまります。

[特別展観]
国宝 十二天像と密教法会の世界
平成25年1月8日(火)?2月11日(月・祝)
会場:特別展示館
承和元年(834)、空海は、宮中で後七日御修法(ごしちにちのみしほ)を
始めました。これは正月に国家の鎮護を祈る修法で、現在でも東寺において
続けられています。当館には大治二年(1127)にこの修法のため新調された
十二天像が完全セットで残されています。本展では、これを一堂に展示し、
国宝 山水屏風(当館蔵)など関連遺品とあわせて紹介します。
後七日御修法と灌頂(かんじょう)という真言宗の重要法会を軸に
密教文化の精髄に触れて頂きます。

[特集陳列]
成立800年記念 方丈記
平成25年1月8日(火)?2月11日(月・祝)
会場:特別展示館
鎌倉時代を代表する随筆として知られる『方丈記』は、鴨長明が
建暦二年(1212)三月に執筆したもので、平成24年(2012)には
成立800年という大きな節目を迎えます。これを記念して、
現存最古の写本として名高い、大福光寺本『方丈記』(重文)を中心に、
関連する資料を合わせて展示します。

[特別展覧会]
狩野山楽・山雪(仮称)
平成25年3月30日(土)?5月12日(日)
会場:特別展示館
狩野永徳展、長谷川等伯展から数年ぶり、近世絵画の大展覧会。
狩野山楽と山雪は、桃山時代から江戸初期の京都で活躍した画家です。
山楽は、永徳の豪壮な造形を受け継ぎ、さらに後継の山雪は、
水墨画・金碧画にわたって驚くべき個性的な絵画を生み出しました。
彼ら実力派、初の本格的な回顧展。濃厚華麗な障壁画をはじめ、
代表作、海外から初里帰り、新発見、初公開をふくむ名品の数々によって、
まぶしいほど魅力あふれる世界をお楽しみいただきます。


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【イベント情報】

●京都・らくご博物館【春】?新緑寄席? ※チケット好評発売中※
 【日 時】平成24年4月20日(金)
      開演:18時30分(開場:18時00分)
 【会 場】ハイアットリージェンシー京都ドローイングルーム
 【料 金】全席指定 3,000円
※出演者等、詳細はこちら→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/kouza/rakugo/rkg_spring201204.html

●音燈華 Vol.3  DEPAPEPEコンサート
【出 演】DEPAPEPE(デパペペ)
【燈火による空間演出】武田高明
【日 時】平成24年6月9日(土)
 開演:18:30(開場:18:00) ※荒天中止
【会 場】京都国立博物館 特別展示館前(庭園)
【料 金】全席指定 前売4,300円/当日4,800円
     ※完売の場合、当日立見席あり
【チケット発売日】平成24年4月7日(土)から
※チケットのお求め方法等詳細はこちら→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/kouza/etc/ontouge20120609.html


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【年間スケジュール】
 平成24年度年間スケジュールの詳細はこちら→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tenji/korekara/index.html


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【京都国立博物館オリジナルグッズ】

 詳細はこちら→
 http://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/new_museum_goods.html

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【南門施設のお知らせ】

全館休館期間中は下記のとおり営業いたします。
<営業時間>
南門インフォメーション、ミュージアムショップ「京都便利堂」
→9時30分?17時00分
カフェ「からふね屋」
→9時30分?17時00分
<定休日>
月曜日

「王朝文化の華?陽明文庫名宝展?」展開催中は、下記のとおり営業いたします。
<営業時間>
南門インフォメーション、ミュージアムショップ「京都便利堂」
→9時30分?18時00分  (金曜日は)9時30分?20時00分
カフェ「からふね屋」
→9時30分?18時00分  (金曜日は)9時30分?20時00分
<定休日>
月曜日


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【全館休館について】

 京都国立博物館は、平常展示館建替工事に伴い、当分の間平常展示を
休止し、特別展覧会期間中のみ開館となります。
全館休館の予定は下記の通りです。
また、工事車両通行に伴う安全上の観点から、
「西門(正門)」を閉鎖しております。
来館者の皆様の入退館は、南門(七条通り側)からとなります。
ご来館の皆様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

平成24年 2月27日(月)  ?      4月16日(月)
平成24年 5月28日(月)  ?      7月27日(金)
平成24年 9月10日(月)  ?      10月12日(金)
平成24年 11月26日(月)  ? 平成25年 1月 7日(月)
平成25年 2月12日(火)  ?      3月29日(金)


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【お知らせ】

●京都国立博物館の情報をラジオでお知らせします!
 FM COCOLOの「AFTERNOON DELIGHT」にて、毎週木曜日14:25から15分間、
 京都国立博物館のコーナーが放送されています。
 展覧会の見所や博物館のよもやま話など、ここでしか聴けない話が満載です。

●京都ミュージアムズ・フォー
 4館が展開する連携事業の名は「京都ミュージアムズ・フォー」。
 「京都」をキーワードにして、春夏秋冬、各館の講座をつないでいきます。
 詳細についてはパンフレットをご覧ください。
 詳細はこちら→
 HP版→http://www.momak.go.jp/m4/index.html  
 平成24年度パンフレット(連携講座/主な展覧会スケジュール)
 PDF版→http://www.momak.go.jp/img/2012/m4pamphlet2012.pdf


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