京都国立博物館 メールマガジン 第62号[KNM:0062]
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京都の町中では、コンチキチンのお囃子が聞こえてきました。そう、7月のあいだ、
ひと月にわたって繰り広げられる祇園祭の幕開けです。お祭りのハイライト
「山鉾巡行」のころには、京都の梅雨も明けるというのが毎年のお約束。
その前夜祭を宵山といいますが、博物館の次回展覧会はこの宵山当日、
7月16日のスタートです。
この夏は、動物特集です。
ゾウやラクダなどの大型哺乳類、かわいらしいイヌ、ネコ、ウサギ、擬人化された
キツネやタヌキ、色あざやかな鳥たち、ユーモラスなカエル、虫や魚、迫力の霊獣
などなど・・・博物館の収蔵品をよく知る学芸員に、魅力あふれる動物を厳選して
もらった結果、縄文時代から現代にいたるまでのじつに個性的な動物たちが大集合しました。
意外なことですが、博物館が動物を特集するのはこれがはじめてです。今回はさらに、
京都市動物園の協力を得て、作品にあらわされた動物を現代の科学的視点から見直す
という新しい試みも行いました。
美術になった動物には、さまざまな意味や願いが込められている場合が多いので、
そうした意味や願い、そして動物園から教わった知識を、短い解説にして作品に
添えました。夏休みですから、子供たちにも遊びに来てほしいですし、海外からの
観光客のみなさんにも大勢お越しいただきたいので、解説はできるだけやさしく書き、
日英バイリンガルで準備しました。
雪舟、元信、永徳、宗達、光琳、若冲、応挙、芦雪、北斎など、会場にはビッグネームの
作品が目白押しですが、展覧会の図録はとてもかわいらしく仕上がりました。
展示作品のいくつかは写真パネルとなって、京都市動物園で本物の動物のとなりに並びます。
作品のなかの動物と実物とを見比べられる珍しい機会です。
こちらもどうぞお見逃しなく(入場料の相互割引もあります!)。

(学芸部 企画室 永島明子)
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【まもなく開催の展覧会】

[特別展観]
百獣の楽園─美術にすむ動物たち─
平成23年7月16日(土)〜8月28日(日)
会場:特別展示館
ゾウやラクダなどの大型哺乳類、イヌ・ネコ・ウサギといった愛玩動物、
色鮮やかな鳥たち、ユーモラスな両生類、虫や魚、迫力の霊獣・・・縄文時代から
現代にいたる当館の収蔵品の中から、選りすぐりの名品でお届けする初の動物特集です。
制作年代や書画・彫刻・工芸といった表現のちがいを越えて、日本で愛されてきた
動物たちの姿をいきいきと映し出します。

*関連イベント*
「ジャングル大帝」映画鑑賞会
日時:平成23年7月22日(金)19時30分〜
平成23年7月29日(金)19時30分〜
計2日各1回上映いたします。
※野外上映のため、雨天の場合は中止
※日の入りにより、開始時刻が遅れることがあります。
場所:京都国立博物館 庭園
特別展観「百獣の楽園〜美術にすむ動物たち〜」開催記念として、1967年ヴェネチア
国際映画祭児童映画部門第1位銀獅子賞を受賞した「ジャングル大帝」の映画鑑賞会を
行います。本展観のチケットをお持ちの方は無料(チケット半券をご提示ください)で
ご覧いただけますので、どうぞお気軽にお越しください。
また、小・中学生の方及びキャンパスメンバーズ会員校の方についても、無料でお楽しみ
いただけます。小学校低学年以下のお子様は、保護者同伴でお願いします。

*小学・中学生向け鑑賞会*
第10回 少年少女博物館くらぶ
「博物館 まるまるアニマル!」
日 時/8月2日(火)・8月5日(金)
両日とも午前10時30分より 40分程度 各回とも内容は同じです。
*午前10時30分までに特別展示館入り口前にお集まりください。
講 師/水谷 亜希(当館研究員)
参加費/無料
ゾウやラクダなどの大きな動物、かわいらしいイヌ・ネコ・ウサギ、色あざやかな鳥たち、
カエルやサソリ、カブトムシにタコ、ついでに龍まで!
動物をモチーフにした楽しい美術品を解説します。

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【イベント情報】

●京都・らくご博物館【秋】 〜紅葉寄席〜
【日 時】平成23年10月22日(金)
開演:18:30(開場:18:00)
【会 場】ハイアットリージェンシー京都 ドローイングルーム
【料 金】全席指定 3,000円
※出演者等、詳細は後日ホームページにて公開します。
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【土曜講座】
事前申込制となっております。定員になり次第受付を終了します。
【時間】13時30分〜15時【定員】190名【聴講料】無料
【会場】京都女子大学J校舎5階J525教室
すべて特別展観「百獣の楽園〜美術にすむ動物たち〜」関連講座です。

○平成23年7月16日(土) 
タイトル/「動物の眼ざし、動物への眼ざし―近世絵画編―」
講 師/京都国立博物館連携協力室長 山下善也

○平成23年7月23日(土)
タイトル/「百獣の楽園をめざして 
動物たちが幸せに暮らせる動物園に」
講 師/京都市動物園 獣医師  坂本英房 

○平成23年8月20日(土)
タイトル/「動物を見ること、表現すること〜分類とシンボル」
講 師/京都国立博物館主任研究員 永島明子 

申込方法・会場へのアクセス等の詳細は以下のPDFでご確認ください。
PDF版→http://www.kyohaku.go.jp/jp/pdf/kouza2011-07_08.pdf
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【今後の展覧会】

[特別展覧会]
細川家の至宝─珠玉の永青文庫コレクション─
平成23年10月8日(土)〜11月23日(水・祝)
会場:特別展示館
東京・目白の永青文庫は、旧熊本藩主であった細川家の宝物を護り伝えるために
設立されました。歴代当主ゆかりの品々に、近代以降あらたに収集したものが加わり、
総数は8万点を超えます。そこから厳選された至宝の数々は、「文武両道」細川家の
歴史をまさに体現するものといえるでしょう。

[特別展覧会]
中国近代絵画と日本
平成24年1月7日(土)〜2月26日(日)
会場:特別展示館
中国の近代を中心に活躍した呉昌碩、斉白石、高剣父、徐悲鴻等の絵画作品を、
当館が近年受贈した須磨コレクションを中心に展示し、その多彩な展開を追います。
西洋の近代物質文明の衝撃は、旧態依然とした中国の社会全体を揺さぶり、
変革を促しました。近代画壇における改革のリーダーとなった陳師曾、高剣父、
徐悲鴻等は日本との関係が深く、中国絵画の近代化に果たした日本の役割は
決して小さくありません。この展覧会をとおして近代における日中文化交流の
一面をご理解いただければ幸いです。

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平成23年度年間スケジュール
表面
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tenji/korekara/pdf/H23omote.pdf
裏面
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tenji/korekara/pdf/H23ura.pdf
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【南門施設のお知らせ】

全館休館期間中は下記のとおり営業いたします。
<営業時間>
南門インフォメーション、ミュージアムショップ「京都便利堂」
→9時30分〜17時00分
カフェ「からふね屋」
→9時30分〜17時00分
<定休日>
月曜日

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【全館休館について】

 京都国立博物館は、平常展示館建替工事に伴い、当分の間平常展示を
休止し、特別展覧会期間中のみ開館となります。
全館休館の予定は下記の通りです。
また、工事車両通行に伴う安全上の観点から、「西門(正門)」を閉鎖しております。
来館者の皆様の入退館は、南門(七条通り側)からとなります。
ご来館の皆様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
平成23年 5月 9日(月)〜      7月15日(金)
平成23年 8月29日(月)〜     10月 7日(金)
平成23年11月24日(木)〜平成24年 1月 6日(金)
平成24年 2月27日(月)〜      4月16日(月)
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【お知らせ】

●京都国立博物館の情報をラジオでお知らせします!
 FM COCOLOの「AFTERNOON DELIGHT」にて、毎週木曜日14:25から15分間、
 京都国立博物館のコーナーが放送されています。
 展覧会の見所や博物館のよもやま話など、ここでしか聴けない話が満載です。

●京都ミュージアムズ・フォー
博物館・美術館連携協力する組織として、「京都市内4館連携協力協議会」が
平成21年度に発足しました。
4館が展開する連携事業の名は「京都ミュージアムズ・フォー」。
「京都」をキーワードにして、春夏秋冬、各館の講座をつないでいきます。
詳細はこちら→
HP版→http://www.momak.go.jp/m4/index.html  
平成23年度パンフレット(連携講座/主な展覧会スケジュール)
PDF版→http://www.momak.go.jp/img/2011/m4/m4pamphlet2011.pdf

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私たちは、平成23年国民文化祭の京都開催を応援しています。

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