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京都国立博物館 メールマガジン 第144号 2018年3月2日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 開催中の特集展示 ━━━━ +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特集展示 雛まつりと人形 ‥‥‥‥+ 3月3日の雛まつりは古くから行われているように思われがちですが、人形を 飾ってこの日を祝うようになったのは、江戸時代の初めとされています。 当時の雛人形には、その時代の元号を冠して呼ばれる寛永雛(かんえいびな)・ 享保雛(きょうほびな)や、考案した人形師の名に由来するという 次郎左衛門雛(じろざえもんびな)、江戸で誕生した古今雛(こきんびな)、 公家の装束を正しく写した有職雛(ゆうそくびな)などがありました。 この特集展示では、各種の雛人形が勢ぞろいします。 また、嵯峨人形・御所人形・賀茂人形・伏見人形と、京都の地名を冠した 各種の京人形を通して、みやこで育まれた人形文化の諸相を紹介します。 さらに本年は、特別企画「豪商の蔵―美しい暮らしの遺産―」においても、 江戸時代から近代にかけて製作された人形を展示しています。 これらふたつの展示を通して、江戸時代から現代へ、連綿と続くみやこの 人形文化の流れをお汲み取りください。 3月3日に関連講座も開催しますので、こちらもぜひご聴講ください。 【会 期】2018年2月20日(火) ~ 2018年3月18日(日) 【会 場】平成知新館 2F-5 詳しくは、 http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/hinamatsuri_2018.html *毎週金・土曜日は午後8時まで開館しています(入館は午後7時30分まで)。 +‥‥ 特別企画 貝塚廣海家コレクション受贈記念 豪商の蔵─美しい暮らしの遺産─ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 廣海家は、大阪府貝塚市の旧商家。米穀の廻船問屋として天保6年(1835) に開業し、肥料商、株式投資、銀行経営などで財をなし、地域の近代産業の 発展に寄与しました。その広大な敷地には、間口約34mの巨大な町屋、茶室、 4棟の土蔵がならびます。この蔵に眠る大量の書画、茶器、調度が、当館に 寄贈されました。秀吉の書状をはじめ、伊藤若冲、司馬江漢、柴田是真の 作品など、商家の暮らしのなかで使われてきた品々をお披露目します。 図録は南門および平成知新館ミュージアムショップで販売中です。 関連講座やイベントも開催しますので、どうぞあわせてお楽しみください。 【会 期】2018年2月3日(土)~ 2018年3月18日(日) 【会 場】平成知新館 1F-2~6 詳しくは、 http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/hiromike_2018.html *毎週金・土曜日は午後8時まで開館しています(入館は午後7時30分まで)。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 土曜講座 ━━━━ 土曜日の午後、展覧会や展示作品に関連した講座を行っております。 ○3月3日(土) 特別企画「豪商の蔵―美しい暮らしの遺産―」および 特集展示「雛まつりと人形」関連講座 「御所人形の展開」 山川 曉(京都国立博物館 工芸室長) ○3月10日(土) 「密教彫刻の世界―安祥寺・五智如来を中心に―」 淺湫 毅(京都国立博物館 連携協力室長) ○3月17日(土) 「狩野派をめぐる30年」 山本 英男(京都国立博物館 学芸部長) ※3月24日(土)、3月31日(土)は休講いたします。 【時 間】13:30~15:00 【定 員】200名 【聴講料】無料 (ただし、当日の観覧券等が必要) 【会 場】平成知新館 講堂 講演当日、12時より平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。 定員になり次第、整理券配布を終了します。 土曜講座の予定は、ホームページから→ http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/sat/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イベントのご案内 ━━━━ +‥‥ 特別企画「豪商の蔵―美しい暮らしの遺産―」開催記念 ‥‥‥+ ○春の呈茶席 特別企画「貝塚廣海家コレクション受贈記念 豪商の蔵―美しい暮らしの 遺産―」開催を記念し、廣海家から寄贈いただいた茶道具をもちいて、 春の呈茶席を設けます。 博物館内の茶室「堪庵(たんあん)」にて、廣海家ゆかりの和菓子を お楽しみいただけます。商家の暮らしのひとときをご体験ください。 【開催日】2018年3月10日(土)、11日(日) 【時 間】10時00分~15時00分 【場 所】茶室「堪庵」(博物館「東の庭」奥) 【呈茶料】500円(抹茶と和菓子) ※別途、当日の博物館観覧料が必要です。 【参加方法】茶室入口にて呈茶券をお買い求めください。 ※数に限りがございます(1日限定100名)。 なくなり次第終了とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。 詳しくは、 http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/index.html +‥‥‥‥‥ 京都・らくご博物館【春】~新緑寄席~Vol.48 ‥‥‥+ 【日 時】 2018年5月11日(金) 開場 18:00/開演 18:30 【会 場】 京都国立博物館 平成知新館 講堂 【料 金】 一般:3,100円/キャンパスメンバーズ:2,500円 (全席指定・特別展団体割引引換券付) 前回、おかげさまで早々にチケットが完売しました。 今回も桂文之助さんをはじめ実力派の面々が登場します。 ご来場を予定されているお客様はどうぞお早めにご予約ください。 チケットのお求めなど詳しくは、 http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/rak/vol48.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━━ +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 全館休館・庭園のみ開館のお知らせ ‥‥‥+ 特別展の準備のため、全館休館日や庭園のみ開館期間がございます。 庭園のみ開放期間は、名品ギャラリー(平常展示)は休止となり、庭園・ 屋外展示のみご覧いただけます。 ご不便をおかけしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。 <全館休館日> 2018年4月6日(金) <庭園のみ開館期間> 期間:2018年3月20日(火)~4月5日(木) 料金:260円(庭園ガイド冊子付き) <名品ギャラリー(平常展示)休止期間> 期間:2018年3月20日(火)~4月5日(木) その他部分開館日などの情報は、 http://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_180302.html +‥‥ 京都国立博物館公式キャラクター「トラりん」 LINEスタンプ発売中! ‥‥‥‥+ 当館公式キャラクター「トラりん」のLINEスタンプを絶賛発売中です! その可愛いしぐさややんちゃなポーズを集めた全40種類のLINEスタンプです。 ぜひご利用ください。 詳しくは、 http://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_134.html ━━━━━━━━━━━━ 博物館Dictionary 206号・ 207号 ━━━━━ 子ども向け解説シート「博物館Dictionary」の206号、207号が発行されました。 平成知新館名品ギャラリーで3月18日(日)までご覧いただける、 2F-2 仏画展示室「法華経と釈迦の美術」(206号)、 2F-3 中世絵画展示室「室町幕府の唐物奉行・相阿弥とその周辺」(207号)の 展示について、研究員が分かりやすく解説しています。 博物館Dictionary 206号「書画の修理―金字法華経宝塔曼荼羅の修復完成に 寄せて―」PDF版→ http://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/pdf/dic_206.pdf 博物館Dictionary 207号「足利将軍家の学芸員―能阿弥・芸阿弥・相阿弥―」 PDF版→ http://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/pdf/dic_207.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━━ +‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特別展 池大雅 天衣無縫の旅の画家 ‥‥‥‥+ 円山応挙や伊藤若冲など、個性派画家がしのぎを削った江戸時代中期の京都画壇。 その活況のなかで、与謝蕪村とともに「南画の大成者」と並び称されるのが 池大雅(1723~76)です。その作品は、寡欲で恬淡、きわめて謙虚だったと 伝えられる人柄を象徴するかのような、清新で衒いのない明るさに満ちています。 本展では、大雅の初期から晩年にいたる代表作を一堂に集め、その画業の全体像を ご紹介します。あわせて、その人となりや幅広い交友関係を示す資料を通して、 当時から愛された人間大雅の魅力に迫ります。 さらに、大雅が日本各地を訪ねた「旅の画家」であることをふまえ、彼の旅が 絵画制作に果たした役割についても検証します。 【会 期】2018年4月7日(土) ~ 2018年5月20日(日) 【会 場】平成知新館 お得な前売券の販売は4月6日(金)まで! 前売券や夜の特別鑑賞会など、特別チケット情報はこちら→ http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/taiga2018.html ============================================================== このメールは京都国立博物館メールマガジンサービスに登録していただいた 方にお送りしています。 京都国立博物館ウェブサイトへ→ http://www.kyohaku.go.jp/ 京都国立博物館メールマガジンサービスを解約する場合は→ https://myknm.kyohaku.go.jp/regist/mailin.html このメールマガジンの文章・画像の著作権は独立行政法人国立文化財機構 京都国立博物館に帰属します。 Copyright. Kyoto National Museum | ||
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